風呂敷のサイズと用途

風呂敷のサイズと用途

用途に合わせて風呂敷のサイズを使い分けましょう。
風呂敷の場合、基本は幅(横の長さ)です。
34cmを一幅として、倍の68cmは二幅と言います。

※すべて約サイズで表記しています。
※他には、100cm、120cmの風呂敷なども出回っています。

45cm(中幅)

正絹ちりめんのものは、小風呂敷と呼ばれ、ふくさ替わりに用い、のし袋を包みます。化繊ちりめんのものは、チョコレートなど小さな贈り物のラッピングにおすすめ。
ポリエステルで両面染めのものは、扱いが容易でインテリアなどにも気軽に使えます。慶事や弔事に備えて、紫色でちりめんの風呂敷を一枚は持ちたいもの。
お稽古やお礼などののし袋を包む時は、自分の好みの風呂敷でどうぞ。

50cm(尺三幅)

綿素材の風呂敷が中心です。お弁当包みやティッシュカバー、キャップなど幅広く使えてとにかく重宝です。
手土産などの贈り物も包めます。3枚はストックしておきたいものです。自分の好みに合わせてお好きな色柄を。

68cm(二幅)

最も一般的な風呂敷のサイズです。多くがちりめんで作られています。
絹は、ごあいさつにお伺いする時、菓子折りなどを包みます。レーヨンは、ギフトラッピングに最適です。菓子折り、ワイン1本などが包めます。
お祝いには、吉祥文様の風呂敷を使います。ごあいさつなどには、自分の好みの風呂敷を選びます。

75cm(二尺幅)

68cmより少し大きめですが、用途は同じです。
ちりめんの他、紬(つむぎ)の風呂敷も作られています。

90cm(二四幅)

綿素材を中心に、化合繊の紬調のものが作られています。一升びん1本、ワイン2本を包むのに最適です。また、袋物やインテリアとしても使えます。
白山紬は、結納などの祝い事の外包みに用います。

105cm(三幅)

袋物、テーブルクロスなど幅広く使えるサイズです。大きな荷物の運搬にも便利です。伝統の柄や新感覚の柄まで、綿素材のものが多く出回っています。

110cm

袋物やテーブルクロス、ソファカバーなどインテリアにも幅広く使えるサイズです。
袋物にも使え、ショルダーにもなります。

130cm(四幅)

綿素材で作られ、大きな荷物の運搬をはじめ、座布団2枚などの収納やテーブルクロスなど、インテリアに使えます。
幅広く使えるので、1枚は持ちたい風呂敷です。

175cm(五幅)

額など大きな荷物の運搬に重宝です。こたつ上掛けやタペストリー、収納にも使えます。座布団5枚くらいが包めます。

200cm(六幅)

布団一組、敷物(畳2畳程度)やベッドカバーに使えるサイズです。

230cm(七幅)

布団類の収納や、引っ越し時の荷物の運搬に重宝なサイズです。